この記事では転スラのリムル=テンペストに忠誠を誓う部下から心を許した友人達まで幅広く紹介していきます。
右も左も分からない世界に転生したリムル=テンペストですが、成長と共に多くの仲間を手に入れます。
その中には魔王クラスの力を保有している存在もいる状態です。
以下の内容に沿ってキャラクターを一覧にしてまとめています。
- リムル=テンペストに絶対なる忠誠を誓う部下
- 幅広い種族間の友人達
※【注】転スラのネタバレを含んでいます
目次の後から記事の本文が始まります。
転スラのリムルの配下の一覧!魔王クラスの強さ続出!
リムル=テンペストは、何もわからない状態で転スラ世界に転生しました。
しかし、その優しさと勇敢さから気付けば多くの仲間に囲まれて生活しています。
ここではそんなリムル=テンペストを慕って配下となった者達を細かく分けて解説していきます。
紅丸(ベニマル)
紅丸はリムル=テンペストの臣下の中でも古参の存在です。
元々は大鬼族(オーガ)の若頭としてその腕を磨いていた青年でした。
しかし、魔人・ゲルミュッドの策略により里は滅ぼされてしまいます。
生き残った仲間と共に復讐を決意して手がかりを求めている最中、リムル=テンペストと出会います。
最初こそは里を滅ぼした魔人として攻撃を仕掛けますが、それが誤解だと分かれば素直に謝罪する事が出来る人物です。
また、仲間や死んでいった一族の為にリムル=テンペストの軍門に下るという決意を見せます。
その事から名付けをしてもらい、鬼人族へと進化を遂げます。
そしてその心にはリムル=テンペストへの忠誠も生まれ、期間限定の軍門という話を撤回し仲間と共に忠実なる臣下になるのです。
朱菜(シュナ)
紅丸の妹で大鬼族(オーガ)の姫君であった少女です。
里の中では箱入り娘として育てられてきましたが、その魔法の腕は他の者達を凌駕する程洗練されています。
また、頭の回転が速いために、兄や他の仲間がリムル=テンペストを敵だと勘違いしている最中でもいち早くその間違いに気づいた程です。
名付けにより鬼人族に進化してからは主に裁縫などで仕事をしています。
紫苑(シオン)
大鬼族(オーガ)の生き残りで、大剣を操る女性。
猪突猛進型な傾向があり、これと決めると一直線に突き進んでいきます。
戦闘だけでなく一般生活でもその性格が反映されてミスをしてしまいがちです。
リムル=テンペストには助けてもらった事、名付けをしてもらった事で盲目的な崇拝を見せます。
また、鬼人族に進化してからは第一秘書として常に傍に仕える存在になります。
蒼影(ソウエイ)
大鬼族(オーガ)の生き残りで、元は紅丸の影として隠密活動をしていた存在。
名づけで鬼人族に進化してからはリムル=テンペストの影として隠密活動をしながら情報収集などを行っています。
また、影を利用しながら様々な場所に姿を現す事が出来る影移動を自在に操っています。
紫苑(シオン)と同じくリムル=テンペストの事を崇拝している点がありますが、それらをあまり表には出そうとせず、忠実な影に徹底しています。
白老(ハクロウ)
大鬼族(オーガ)の生き残りで、全員の剣術の指南を務めていた人物です。
剣の腕は誰よりも強く、初見でリムル=テンペストの腕を切り落とすといった偉業を見せます。
他の大鬼族(オーガ)に比べても長い時を生きており、その経験から戦況を瞬時に読み解くほどの戦闘スキルを見せました。
また、過去にはドワーフの王であるガゼル・ドワルゴンに剣術を教えた功績を持っています。
黒兵衛(クロベエ)
大鬼族(オーガ)の生き残りで、最も体格が大きかった人物です。
戦闘の際には槌を使った戦いを見せていたが、元々里では刀鍛冶をしていた事がのちに判明します。
そのため、鬼人族(キジン)に進化した後は戦闘よりも武具の作成がメインとなる存在です。
リグルド
リムル=テンペストに最初に忠誠を誓った魔物といっても過言ではありません。
元々はたまたま村のそばを立ち寄った事から救援依頼を出したのが出会いのきっかけでした。
最初こそはとても貧弱なゴブリンでしたが、リムル=テンペストにより名付けをされ、ホブゴブリンへと進化を見せます。
戦闘においては紅丸達に劣るものの村を纏める長としては立派な働きを見せています。
リグル
リグルドの息子で、父と同じくリムル=テンペストに名付けをしてもらいホブゴブリンへと進化した青年です。
疑問に思った事はしっかりと質問する精神を持っており、最初のころはリムル=テンペストの決めたルールにもいち早く疑問を投げかけた存在です。
元々は村を守って死んだ兄が名乗っていた名前をリムル=テンペストによって名付けてもらい、村の警備団長として尽力しています。
テンペスト内では戦闘能力は低いですが、通常のホブゴブリンに比べるとランクは上になるステータスです。
ゴブタ
ゴブリンの中で唯一名付けで姿が変わらなかったとされている存在です。
ホブゴブリンに進化したにも関わらず見た目は全くゴブリンのままでテンペストでも弱い存在だと思われています。
しかし、実力はリムル=テンペストの私兵の中でもトップクラスに入る実力の持ち主です。
本人は自分が弱いと思っていますが、その戦闘におけるセンスの高さはリムル=テンペストのスキル【大賢者】にすら一目置かれている状態です。
嵐牙(ランガ)
元々はゴブリンの里を襲おうとした牙狼族の長の息子です。
しかし、偵察中に遭遇したリムル=テンペストの魔素量と存在感にタダモノではないといち早く気づき、唯一警戒心を強めていました。
父親がリムル=テンペストをただのスライムと侮る中でも慎重に行動するべきだと伝える程、戦況をはっきりと見極める目を持っています。
しかし、犬の気質も備わっているのか主には構ってほしいとアピールするシーンも多くあります。
ゲルド
豚頭族(オーク)の長の補佐を務めていた存在です。
豚頭帝(オークロード)であったゲルドの右腕として支えていたが、王を失った際には己の命で罪を償おうとするほど真面目な性格をしています。
しかしリムル=テンペストからゲルドの名を授かり、テンペストの最大の盾として成長を見せます。
ガビル
魔人・ゲルミュッドに名付けを受けた蜥蜴人族(リザードマン)の次期首領。
お調子者でよく怒られているが実力はテンペストの中でも上位の存在です。
また、リムル=テンペストによって名前の上書をされた事により蜥蜴人族(リザードマン)から龍人族(ドラゴニュート)の進化を遂げます。
蒼華(ソーカ)
ガビルの妹で同じく蜥蜴人族(リザードマン)の少女です。
兄と違ってしっかりとしており、冷静な判断力を持っています。
しかし、蒼影(ソウエイ)の強さに惚れ込み、兄と共にテンペストへと訪れます。
名付けでこちらも龍人族(ドラゴニュート)に進化するが龍よりも人間に近しい姿へと変貌を見せます。
ディアブロ
テンペストの四天王の1人にして最強とされている存在です。
軍門に下ったのはリムル=テンペストが魔王になった後ですが、原初の悪魔と言われる存在だけあり、名付け前から魔王レベルの実力を持っていました。
リムル=テンペストを絶対とした精神を持っている為、仇なす相手は誰であろうと容赦はしないようです。
ゼギオン
元々はジュラの森で怪我をしていた魔物で、リムル=テンペストに助けられた事から森を自主的に警護していました。
性格はとても寡黙で日本の武士のような考え方を持っています。
アニメ版ではクワガタ虫のような姿で登場しますが、覚醒する事でディアブロと並ぶ程の戦闘能力を手に入れる存在となります。
ラミリスが作り上げた迷宮において最強と言わしめる実力を持っているのにも関わらず、まだまだ弱いという考えを捨てずに常に丹念する武人の鏡のような存在です。
アピト
ゼギオンと同じくリムル=テンペストに助けられた虫型の魔物です。
蜂の姿をしている事から蜂蜜が採取できるのではないかと最初はその程度の存在でしたが、進化する事で魔王クラスの魔物へと成長を見せます。
また、ゼギオンと共にリムル=テンペストに仕えた事もあり、ゼギオンの前ではおしとやかな雰囲気を作り上げています。
しかし、性格的にはとても好戦的なため、ゼギオンの見ていない場所であれば残虐な戦い方も厭わないものとなります。
カイジン
リムル=テンペストがドワルゴンから呼び寄せた武器職人です。
ドワーフ族でも国宝級の技術力を持っているが、家族のように慕っている部下や自分のピンチを助けてくれたリムル=テンペストへの恩義を返すためにテンペストへと移住しました。
ガルム、ドルド、ミルド
カイジンの元で働いていた鍛冶職人の三兄弟です。
武器作成の腕もさる事ながら防具の作成、衣服や建築技術も持ち合わせていたらしくテンペストを発展させる大きな要になった人たちです。
ベスター
カイジンと同じく元々はドワルゴンにて研究をしていた優秀な人材です。
ガゼル王から信頼されているカイジンに嫉妬していやがらせ行為を行っていたが、実は学者としての腕は本当に超一流といえます。
リムル=テンペストの元で実験を繰り返し、人力での完全回復薬(フルポーション)を完成させます。
アダルマン&アルベルト&ウェンティ
3人ともリムル=テンペストが魔王になった後に仲間になる存在です。
アルベルトとアダルマンは生前からの友で、ルミナス教で共に競い合う間柄でした。
しかし、七曜の老師の策略により命を落としお互い無念のままに死霊となってリムル=テンペストに出会います。
ウェンティはアダルマンに懐いたドラゴンで名づけを受けて進化を遂げ、冥霊竜王(ゲヘネ・ドラゴン)へと変貌します。
それぞれが死霊系の魔物の中でも上位の存在ですが、それでもテンペストでは中ボスレベルです。
クマラ
元は魔王・クレイマンのそばにいた魔獣です。
リムル=テンペストに助けられてからはその軍門に下っていました。
最初は3本しか尾がありませんでしたが、名前をつけてもらった事により9本まで増えます。
また、その1つ1つにお友達と呼んでいる魔獣が潜んでおり、それら全てがクマラの一部なのです。
テスタロッサ
リムル=テンペスト直属の私兵にして、ディアブロと同じで原初の白を司る悪魔です。
ディアブロやギィ・クリムゾンと同格のランクにいる悪魔ですが、その実力の差からディアブロの元でリムル=テンペストに仕えます。
誇り高い性格の持ち主で誰かの配下になったという事で、ギィ・クリムゾンに驚かれる程です。
魔力操作や戦闘のセンスはディアブロと同じく危険視されており、自分よりも格上の相手とも十分渡り合える程の戦闘能力を保有しています。
ウルティマ
テスタロッサと同じ原初の七柱の1人、原初の紫を司ります。
明るく無邪気な笑顔を見せながらも、自由気ままで飽きやすい実に悪魔らしい悪魔です。
しかし、きちんと格上の存在には敬意を表する面も持ち合わせています。
リムル=テンペストに名前をつけてもらい、進化した事でテンペストの検事総長に就任しました。
カレラ
テスタロッサと同じ原初の七柱の1人、原初の黄を司ります。
ディアブロとは古からの友人で、勧誘を受けた事によりリムル=テンペストに仕える事を決めました。
他の悪魔達と違い、リムル=テンペストに全く敬語を使わない姿にディアブロをイラつかせました。
七柱の中でも一番若い事から色々と無頓着な部分が多いですが、リムル=テンペストの臣下になってからは学びながら吸収しているようです。
モス
リムル=テンペストの直轄ではありませんが、テスタロッサに長くから使えている直属の悪魔です。
テスタロッサに仕えながらもリムル=テンペストから名前を付けてもらえた事により、種族進化を果たしました。
本来ならば誰かに仕えずともいいレベルの力を保有しているが、テスタロッサやリムル=テンペストへの忠誠から変わらず仕える道を選びました。
気分屋なテスタロッサを支えている影の苦労人でもあります。
転スラのリムルの配下以外の仲間や友達の一覧!
リムル=テンペストには心を許している配下以外にも心強い仲間が存在します。
それは人間から魔物まで幅広く存在するので紹介していきます。
ヴェルドラ=テンペスト
リムル=テンペストがこの世界で初めて会った存在で、初めて友達になった存在でもあります。
存在そのものが天災と言わしめる竜種ですが、リムル=テンペストの前では無邪気な子供ような性格をしています。
ラミリス
古の魔王の1人で、妖精女王または精霊女王と呼ばれる存在です。
見た目は子供ですが、成長と転生を繰り返している為現在は子供の姿をしています。
見栄っ張りな性格ですが、心根は優しい魔王です。
ベレッタ
ラミリスに仕える悪魔です。
元々はリムル=テンペストが召喚し、ゴーレムの体に定着させました。
ラミリスに仕えたのちリムル=テンペストの元へ戻る予定でしたが、ラミリスの元に仕えたいという願います。
その旨をリムル=テンペストに伝えたところ、マスター権限をラミリスに移行し、正真正銘ラミリルの配下となりました。
仮面の下にある顔がコンプレックスで見られる事を酷く嫌がります。
トレイニー
ジュラの大森林の管理人を務めている樹妖精(ドライアド)です。
元々は精霊女王時代のラミリスに仕えていたが、転生の際に見失ってしまい途方に暮れているところをヴェルドラに保護されます。
その後、リムル=テンペストの元で過ごしていたがラミリスと再会して配下に戻る道を選びます。
ヨウム
元々は冒険者として豚頭帝(オークロード)討伐を命じられていた青年です。
仲間を死なせるくらいならと逃げる算段をしていた矢先、テンペストの存在を知ります。
そこでリムル=テンペストの男気に惚れ、今では友好的な関係を築いています。
ミュウラン
ヨウムの前に突如として現れた女魔導師ですが、正体は魔王・クレイマンの部下です。
クレイマンに心臓を取られ、命を盾に命令されてテンペストのスパイをしていました。
しかしリムル=テンペストの力によりクレイマンからの呪縛が解かれ、全面的にリムル=テンペストの味方をするようになります。
グルーシス
ユーラザニア出身の獣人でテンペストには戦士団の末席として滞在する事になっていました。
この時の力比べて戦ったヨウムの実力を認め、共にせめぎあって成長を見せます。
また、男気も強く土壇場ではヨウムやミュウランを守るように戦う姿を見せていました。
エレン、カバル、ギド
テンペストに初めて訪れた人間で、パーティを組んでいる冒険者です。
おっちょこちょいな性格は全員同じなのかよくトラブルを引き起こします。
しかし戦闘能力は本物らしく、並みの冒険者よりは戦える実力を持ち合わせています。
シズエ・イザワ
爆炎の支配者と呼ばれた英雄で、リムル=テンペストと同じ日本からの召喚者です。
その身の内に上位精霊・イフリートを宿していましたが、寿命からそう長くは抑え込めない事を悟って大切な者達を傷つけないために旅に出る決意をします。
最後はリムル=テンペストに見守られ、その胃袋に収納される事で世界に魂を落とす事なく命の幕を閉じました。
「転スラのリムルの配下の一覧表を紹介!全員強い&個性的!」まとめ
今回はリムル=テンペストの配下や仲間について一覧で紹介していきました。
どれをとっても強力なステータスを持ちながら、最弱と言われているスライムに絶対なる忠誠心を見せる魔物の姿を見るといかにリムル=テンペストの力が強大かを知る事ができます。
また、人間や魔物という隔たりを一切ない交友関係も、リムル=テンペストが【他種族が仲良く暮らせる国作り】を本気で行っている事が分かります。
コメント