この記事では転スラ(転生したらスライムだった件)に登場する魔王の一人。、ギィ・クリムゾンのスキルや強さ、究極能力(アルティメットスキル)や魔王レオン・クロムウェルに言い放った女体化の話し、戦闘成績等を詳しく解説していきたいと思います。
魔王ギィ・クリムゾンは「原初の悪魔」の一人で、「原初の赤(ルージュ)」という二つ名を持っています。
そんな元悪魔が覚醒魔王となり、ただでさえ強い者が更なる高みへと登っていったのです。
そんな特殊な経歴を持つギィ・クリムゾンは物語内でもかなり重要な人物としても描かれています。
それではギィ・クリムゾンの強さと能力、自身が使う剣技について詳しく見ていきましょう。
- ギィ・クリムゾンの強さと能力
- ギィ・クリムゾンのスキルと究極能力(アルティメットスキル)
- ギィ・クリムゾンの戦闘成績
※【注】転スラのネタバレを含んでいます
目次の後から記事の本文が始まります。
転スラのギィ・クリムゾンの正体は原初の悪魔「赤(ルージュ)」!その強さ&能力とは?
このギィ・クリムゾンという人物は世界に七柱(七人)しかいない「原初の悪魔」の一柱(一人)で「原初の赤(ルージュ)」という二つ名を持っています。
悪魔の中でも最強と言いわれており、魔王になって更なる力を手に入れたギィ・クリムゾンは、その秀でた強さから最強の名を欲しいままにしています。
それでは次項より、ギィ・クリムゾンの強さや人となりを見ていきましょう。
ギィ・クリムゾンは原初の悪魔の一柱
「原初の赤(ルージュ)」という二つ名持つギィ・クリムゾン。彼はリムル=テンペストの配下であるディアブロと同じ原初の悪魔の一人です。
その名の通り、「原初の悪魔」は一番初めに悪魔として存在した者達の総称です。
悪魔族は
- 生存年数
- 種族ランク
上記二点が強さを決める指標となっており、原初という時点で生存年数がどの悪魔よりも長い事から「原初の悪魔」は最強と言われる程の強さを誇っています。
その原初の悪魔の中でも特に強いと言われているのが「原初の赤(ルージュ)」であるギィ・クリムゾンと「原初の黒(ノワール)」と呼ばれるディアブロの二名です。
一体どちらが強いのか?実際に戦闘を行った事もある二人ですが、その結果は引き分けでした。
ギィ・クリムゾンは最古の魔王&覚醒魔王
原初の悪魔であるギィ・クリムゾンですがそれと同時にラミリス、ミリム・ナーヴァと共に「最古の魔王」でもあります。
その昔、悪魔として冥界から地上に召喚された時、戦争を一撃で終わらせた際に100万人以上の魂を生贄に覚醒しました。
当時はまだ「魔王」という言葉は存在せず、星王竜ヴェルダナーヴァと出会ってから「魔王」の座に就きます。
ギィ・クリムゾンは「世界の調停者」
魔王ギィ・クリムゾンと、この世界を作った星王竜ヴェルダナーヴァは友であり、「世界の調停者」という役割を任されています。
その昔、ギィ・クリムゾンはヴェルダナーヴァに勝負を挑み、完膚なきまでに惨敗した過去があります。
最強と言われているギィ・クリムゾンですが、対ヴェルダナーヴァ戦においては初の敗北を味わっています。
その争いの際にヴェルダナーヴァは
- 自分が作った世界が急成長している事
- 成長は喜ばしいがこのままでは作った世界が破滅してしまう事
- 人類が傲慢になり世界が破滅せぬよう「魔王」としてその世界に君臨してほしい
とギィ・クリムゾンに頼みました。
この出来事がきっかけとなり世界に初の魔王が誕生しました。
そして、現在も「世界の調停者」としてギィ・クリムゾンが存在している理由です。
ギィ・クリムゾンの剣技
魔王ギィ・クリムゾンは作品内において最強クラスの剣技を持っていると言われています。
魔素量も多いので魔素を使った戦闘も勿論強いですが、剣技も大変優れている為、魔素無しの戦闘でも抜きん出た戦闘力を有します。
何故、剣技に優れているのかというと、勇者ルドラと何度も戦い、その剣技を磨き上げた結果です。
その強さはルドラやクロエといった勇者と互角に渡り合える程ですので、近接戦闘は勿論、魔素を使った中長距離戦闘もこなす正に最強の魔王です。
転スラのギィ・クリムゾンの究極能力(アルティメットスキル)の権能や強さ!
これまでギィ・クリムゾンが魔王という肩書きだけではなく、「原初の悪魔(ルージュ)」であるという事や、ヴェルダナーヴァに頼まれ「世界の調停者」として存在している事。
最強クラスと言われる剣技と最強といわれる理由等を詳しく解説してきました。
それでは次はギィ・クリムゾンが所有するユニークスキルと究極能力(アルティメットスキル)について詳しく解説していきたいと思います。
「傲慢者(プライド)」
それでは魔王ギィ・クリムゾンが所有するユニークスキル「傲慢者(プライド)」についてご説明します。
この「傲慢者(プライド)」というスキルの効果は「捕食した相手の解析」「永遠に相手を封印する」「周囲の人間を操る」という、様々なユニークスキルの良いとこ取りの様なスキルを所持しています。
「傲慢之王(ルシファー)」
先程の「傲慢者(プライド)」が進化したものが、この究極能力(アルティメットスキル)「傲慢之王(ルシファー)」です。
このスキルがギィ・クリムゾンが最強といわれる所以でもあります。
スキルの効果は
- 一度見た究極能力(アルティメットスキル)を含む全てのスキルを完全にコピーできる
- コピーしたスキルの性能を調整する事ができる
という正に何でもありなスキルです(笑)
完全コピーだけでも十分に強いですが、何といっても調整する事ができるというのが非常に強力です。
調整、最適化をしたスキルは元の持ち主以上に使いこなせてしまうのが容易に想像できますね。
ユニークスキルならまだしも、究極能力(アルティメットスキル)もコピーされてしまっては勝ち目はありません。
ですのでギィ・クリムゾンと戦う場合は無闇にスキルを使う事ができず、近接戦闘をしようとすれば最強といわれる剣技で圧倒されるという手も足も出ない状態になってしまいます。
「深淵之神(ノーデンス)」
「傲慢之王(ルシファー)」がさらに進化した究極能力(アルティメットスキル)「深淵之神(ノーデンス)」はギィ・クリムゾンの強さを更に押し上げる要因の一つです。
この「深淵之神(ノーデンス)」の効果は「万有具現能力」という簡単にいえば何でも生み出してしまう能力です。
ここまでくるとチートキャラかと思われますが、そんな最強と謳われるギィ・クリムゾンですら究極能力(アルティメットスキル)が一つしかないのに対し、リムル=テンペストはスキルは無数に所持しており、究極能力(アルティメットスキル)も複数所持という、その上をいくチートキャラです。
転スラのギィ・クリムゾンは女性化できる!強さやスキルはどうなる?
これまでギィ・クリムゾンの強さの秘密や所持しているスキル、究極能力(アルティメットスキル)等について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
それでは次はギィ・クリムゾンの性別について解説していきましょう。
実は彼は自身の形状(男と女)を変える事ができるのです。
元々悪魔に性別という概念が無く、「男」「女」といった言葉は不適切です。
そんなギィ・クリムゾンが、見た目を男にしている理由は単に戦闘において、この姿が最も適切だと判断しただけにすぎません。
戦う時は男という一方で、演算処理等をする時は女の形状の方が適している為、見た目が女へと変わります。
現に漫画版の17巻第76話でレオン・クロムウェルとの会話の中に
オレは女になってやってもいいのだがな
という一文があり、嘘や冗談等ではなく、実際に実現できる事のようです。
転スラのギィ・クリムゾンの強さを作中の戦闘から解説!
それでは実際にギィ・クリムゾンが戦った時の様子をご紹介しようと思います。
最強の名を欲しいままにしているギィ・クリムゾンと戦った事のある者達は基本的に敗者ばかりです。
その最強といわれるギィ・クリムゾンと戦い、彼の戦績として残っている者達は須らく常軌を逸した強さを誇る者達ばかりですので順にご紹介しましょう。
ギィ・クリムゾン vs 星王竜ヴェルダナーヴァ
ギィ・クリムゾンとの戦いで彼に圧倒的なまでの力量差を見せつけた者がいます。
それが星王竜ヴェルダナーヴァです。
この戦いでギィ・クリムゾンは初めての敗北を味わいます。
世界を作ったヴェルダナーヴァに挑むだけでも凄い事ですが、そんな桁違いな相手と「戦闘」と呼べるだけの奮闘をした事が、何よりもギィ・クリムゾンの強さを示す事となります。
そんなギィ・クリムゾンの事をヴェルダナーヴァも認め、「世界の調停者」という役割と、魔王として世界に君臨する事を頼んだのでした。
ギィ・クリムゾン vs ルドラ
そんなギィ・クリムゾンが友からの頼みで魔王として世界に君臨していたある日、勇者であるルドラ・ナスカが戦いを挑んできました。
勇者ルドラは覚醒した勇者として、その名に恥じぬ剣技、スキル、能力を持ち合わせており、才能のみで戦ってきたギィ・クリムゾンは彼と戦う中でその強さを吸収し、何段階も己の強さをレベルアップさせていきました。
二人は魔王と勇者という間柄にも関わらず、敵同士というより「ライバル(友)」の様な関係を戦いながら築き上げていきます。
そんな二人の戦いは決着がついておらず、最終的にゲームで勝敗を決めようとなりました。
- 自分達が戦うのではなくお互いの配下を競わせる
- ギィ・クリムゾンの配下(魔王)が世界を征服すればギィ・クリムゾンの勝利
- ルドラ・ナスカの配下(人間)が世界を纏めればルドラ・ナスカの勝利
このお互い手出し無用の勝負は2000年以上続き、勝負が継続されている間も世界は、ルドラ・ナスカが信じた「人間」の手によって厄災に見舞われました。
余談ですがギィ・クリムゾンという名前は、ルドラ・ナスカが初めてギィ・クリムゾンと戦った時、ギィという名前しかないと聞いて「真紅の髪色」から「深紅色(クリムゾン)」を合わせて「お前は今日からギィ・クリムゾンだ」と命名しました。
ちなみにその後、ルドラ・ナスカは名付けで力を使い果たし倒れてしまいます(笑)
ギィ・クリムゾン vs ディアブロ
リムル=テンペストの配下であるディアブロも実は「原初の悪魔」の一柱です。
そんな彼は過去にギィ・クリムゾンとの戦闘において引き分けという戦績を残しています。
魔王リムル=テンペストの配下であるにも関わらず、ディアブロ自身そこら辺の魔王よりも段違いの強さを持っています。
そんなディアブロだからか、ギィ・クリムゾンもディアブロの事は七柱いる「原初の悪魔」の中でも特に気にかけています。
ギィ・クリムゾン vs ミリム
魔王ミリム・ナーヴァは、世界を作った星王竜ヴェルダナーヴァと、勇者ルドラ・ナスカの妹であるルシアの間に生まれました。
自身の力の殆どを娘のミリム・ナーヴァに託したヴェルダナーヴァは残り少ない力を振り絞り、子竜を作り出しミリム・ナーヴァへプレゼントしています。
ですが、ミリム・ナーヴァが友として、家族として大事にしていた子竜をとある魔法大国に殺害されてしまいます。
怒りで我を忘れたミリム・ナーヴァは、子竜の仇である魔法大国に住んでいた人間十数万人を皆殺しにしました。
怒り狂い、大暴れしているミリム・ナーヴァをギィ・クリムゾンは「世界の調停者」としてミリム・ナーヴァを全力で止めました。
この時ミリム・ナーヴァを止める為、精霊女王だったラミリスもギィ・クリムゾンと共に暴走を止める手伝いをしています。
獣王国ユーラザニアでカリオンと戦った時に放った「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」の破壊力からミリム・ナーヴァの強さを考えて、天災級(カタストロフ)の暴走を止めれるギィ・クリムゾンの圧倒的な強さが分かりますね。
ギィ・クリムゾン vs リムル
本作の主人公であるリムル=テンペストと魔王ギィ・クリムゾンですが、実は原作では戦っていません。
二人の初顔合わせは魔王達の宴(ワルプルギス)ですが、その時点ではギィ・クリムゾンの方が格上です。
ですが、リムル=テンペストが物語が進む上でどんどん強くなっていき、最終的に言えばリムル=テンペストの方が強いと言わざるを得ません。
リムル=テンペストの方がギィ・クリムゾンより強い理由として
- リムル=テンペストの究極能力を傲慢之王(ルシファー)を使ってコピーできない
- リムル=テンペストの剣の効果である「竜種核化」が強すぎる為
上記二つが挙げられます。
リムル=テンペストは現在「智慧之王(ラファエル)」という究極能力(アルティメットスキル)を所持していますが、後に「神知核(シエル)」へと進化し、チートが加速します。
神知核(シエル)を使えばスキル等を使わずに戦闘をする事が出来る為、ギィ・クリムゾンの傲慢之王(ルシファー)を無効する事が可能です。
さらにリムル=テンペストは自身の剣にヴェルドラを取り込み、「竜種核化」を獲得。
ヴェルドラソードと呼ばれ、その剣技の効果は簡単に海を割る程強力です。
原作ではそれらを含めギィ・クリムゾンがリムル=テンペストに対し「勝てない戦いはしない」と公言しています。
「転スラのギィ・クリムゾンのアルティメットスキルや強さがヤバい!正体は「原初の赤」!」まとめ
これまで転スラ(転生したらスライムだった件)に登場する魔王ギィ・クリムゾンのスキルや強さ、究極能力(アルティメットスキル)や魔王レオン・クロムウェルに言い放った女体化の話し、戦闘成績等について詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか?
作品内、特に主人公であるリムル=テンペストの周りは強いキャラのデパートとなっており、どのキャラクターが強いのか分からない状態ではありますが、ギィ・クリムゾンはそんなキャラクター達の中でも数ランク上の強さやスキルを持っています。
そんな強さに溺れる事無く、慎重に考え行動する様がとてもカッコいいですね。
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