この記事では転スラの強すぎると言われるヴェルドラの兄弟や兄弟以外の竜種の存在について解説していきます。
人間のみならず複数の種族に恐れられる暴風竜・ヴェルドラ。
そんな天災が恐れを抱く存在が、同じドラゴンの兄弟達です。
ここではその兄弟を一覧としてまとめています。
- ヴェルドラを超える兄弟一覧
- ヴェルドラ兄弟以外の竜種の有無
※【注】転スラのネタバレを含んでいます
目次の後から記事の本文が始まります。
転スラのヴェルドラには兄弟がいる!詳細を紹介!
転スラには多種多様の種族が存在します。
そんな世界においても特別視されるのが【竜種】と呼ばれるものです。
暴風竜と呼ばれるヴェルドラですが、当然その兄弟も最強クラスの竜種になります。
ここではその兄弟について順に解説します。
長男:星竜王・ヴェルダナーヴァ
4兄弟の長男である【星竜王・ヴェルダナーヴァ】。
リムル=テンペストが転生した世界の創造主と言われる最古の竜です。
数億年の長き時を生きた全知全能な神といえる立場にいたヴェルダナーヴァですが、世界に生命体を誕生させるためにその能力を捨て去ります。
また、光の大精霊から【始原の七天使】、闇の大精霊から【原初の悪魔】を誕生させました。
様々な種族が誕生していく中、もっともヴェルダナーヴァが愛したのが人間です。
人類を愛し保護するヴェルダナーヴァですが、未来を見通してしまう能力により数千年後には絶滅してしまう事実を知ります。
そんな時に出会うのが原初の赤(ルージュ)であるギィ・クリムゾンです。
その時ですら最強クラスの強さを持っていたギィ・クリムゾンですが、ヴェルダナーヴァとの決戦で惨敗を喫する事になります。
ヴェルダナーヴァはこの戦いでギィ・クリムゾンを気に入り、【調停者】としての役割を依頼します。
この依頼により世界に魔王という存在が誕生する事になりました。
しかしそんな全知全能な存在のヴェルダナーヴァは、禁忌を犯してしまい全ての力を失ってしまう事になります。
また寿命という概念まで誕生し、現在では既に消滅した存在です。
長女:白氷竜・ヴェルザード
4兄弟の長女にして、長男亡き今最年長なのが【白氷竜・ヴェルザード】です。
可憐で美しい美少女の姿をしているが、魔王ギィ・クリムゾンの相棒を務める実力を持っています。
また、天災と恐れられるヴェルドラが恐怖する対象でもあります。
その理由は、ヴェルドラのお世話をしていたのがヴェルザードだからです。
大暴れするヴェルドラをお仕置きと称して物理的に大人しくさせていた事もあり、気配を感じるだけでヴェルドラに恐怖心を思い出させる存在なのです。
また、ヴェルザードはギィ・クリムゾンに対しての恋心を隠す事をしません。
そのため、ギィ・クリムゾンが自分以外に目を向ける事に強い嫉妬心を抱きます。
次女:灼熱竜・ヴェルグリンド
4兄弟の次女は【灼熱竜・ヴェルグリンド】。
ヴェルザードと同じく幼い頃のヴェルドラの面倒を見ていた存在です。
ただヴェルグリンドは放任主義な性格なため、教育方針で姉妹喧嘩に発展していました。
また、彼女は東の帝国にて皇帝ルドラの側近としてその力を振るっています。
帝国ではヴェルグリンドの存在は秘匿になってた為に、竜種としての正体は明らかにされていませんでした。
放任ではあるが教育的指導も行うヴェルグリンドですが、とても大きな器の持ち主でもあります。
自分よりも弱かったヴェルドラが互角の力を持っていると知った時は素直に認めました。
次男:ヴェルドラ
4兄弟の末っ子に位置するのが【暴風竜・ヴェルドラ】です。
作中でも描かれていますが、ヴェルドラは末っ子気質がゆえに気に入らない事があればすぐに暴れる乱暴者です。
そのため、勇者のスキル【無限牢獄】により洞窟で消滅までの時を待っていました。
そんな時に洞窟内で偶然に転生・誕生したリムル=テンペストと出会います。
この出会いにより、孤独で暴れていたヴェルドラには親友ができました。
お調子者である事に変わりはないが、他者を気遣えるようになった事がヴェルドラを更に強くする結果を生みました。
転スラのヴェルドラ兄弟は竜種!他にも竜種が存在する?
ヴェルドラを含む四体のドラゴンは、それぞれ最強クラスの強さを誇ります。
しかし、作中では四体以外の竜種はきちんと描かれていません。
ここでは希少な存在である竜種がヴェルドラ兄弟以外にも存在するかを解説していきます。
竜種はヴェルドラの兄弟のみ!
転スラ世界にはヴェルドラ兄弟のようなドラゴン以外にも、竜に近い種族は存在します。
例えばガビルやミッドレイのような竜人族(ドラゴニュート)です。
しかし、彼らはあくまでも【先祖に竜種がいた可能性】の種族になります。
では、純粋な竜種はどれほどいるのかという疑問にたどり着きます。
その答えは、ヴェルドラ含む4兄弟のみが竜種と呼ばれる存在なのです。
また、ヴェルダナーヴァが消滅してしまっている以上、実質三体しかいません。
しかし、新たなる竜種の影や竜種に近い存在も確認されています。
地帝竜ヴェルガイア
新たなる竜種として注目されるのは【地帝竜・ヴェルガイア】。
元々はミリム・ナーヴァの護衛竜としてヴェルダナーヴァの手で創られたガイアなのです。
そしてリムル=テンペストが魔王になる際に聞いた御伽噺で殺害され、混沌竜(カオスドラゴン)へと変貌してしまった存在でもあります。
封印された存在でしたが、ユウキ・カグラザカの策略で復活を遂げます。
そしてその場に居合わせたレオン・クロムウェルにより倒されてしまう結果になります。
しかし同じく居合わせた魔王・ルミナスによって蘇生され、混沌竜(カオスドラゴン)になる前の状態でミリム・ナーヴァの元へと戻る結果になりました。
再会した時はまだ小竜(ミニドラ)のガイアですが、その後狂邪竜ゼロとの戦いにより竜核を手にした事で世界で五体目の竜種へと進化する事になります。
また、リムル=テンペストより【ヴェルガイア】の名を授かりました。
ミリム・ナーヴァ(ドラゴノイド)
純潔種ではないですが、最も竜種に近い存在と言えるのが魔王【ミリム・ナーヴァ】です。
竜魔人(ドラゴノイド)と呼ばれるミリム・ナーヴァですが、実は星竜王・ヴェルダナーヴァと人間の間に生まれた存在です。
つまりヴェルドラ達にとっては姪っ子にあたります。
ヴェルダナーヴァの大半の力を受け継いで生まれてきたため、竜種に最も近いと言われても過言ではない存在なのです。
ワルプルギスでは偶然とはいえ、ヴェルドラと戦える程の戦闘能力も確認されています。
天真爛漫な性格で、子供のように振舞っている事が多いミリム・ナーヴァ。
しかしその容姿とは裏腹に高い観察眼と頭の回転は、魔王として恥じないものになります。
リムル=テンペスト
転スラにおいて最も予想外な存在となったのが主人公である【リムル=テンペスト】です。
元々はただのスライムだった存在ですが、様々な成長を経たリムル=テンペストは魔王に進化し、魔粘性精神体(デモンスライム)となります。
そして進化の過程でヴェルドラのエネルギーを取得する事になります。
この取得により、魔粘性精神体(デモンスライム)から竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)へと異例の進化を遂げます。
見た目だけにはただのスライムに変わりはないのですが、【竜に近しい何か】へと変貌するのです。
けして竜種ではないのですが、別ベクトルから竜種に近づいてしまった存在とも言えます。
「転スラのヴェルドラの兄弟を紹介!全員強すぎ!」まとめ
今回は転スラのヴェルドラの強すぎる兄弟や兄弟以外の竜種の存在について解説していきました。
ヴェルドラを軸に様々な点を解説して、竜種がどれ程の強さを誇るかがわかります。
存在そのものが天災に値するにも関わらず、強すぎるスキルを保有する化け物じみた強さの竜種やそれに近しい存在。
そんな最強種と友達になるだけでなく、対等に戦えるようになった主人公が実は一番の化け物なのではないかと思います。
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