この記事では転スラのリムル=テンペストのチート級の強さやアルティメットスキルに関して解説していきます。
転スラ世界では魔法やスキルといった特殊能力が存在します。
中でもスキルには【コモン】【エクストラ】【ユニーク】【アルティメット】という順に順位があります。
特に最上位スキルであるアルティメットに関しては魔王や勇者などが1つか2つ所持しているというレベルの希少価値があります。
しかし、主人公・リムル=テンペストの強さはそれらを逸脱したものとなっています。
ここでは以下の内容に沿って詳しく解説していきます。
- チート級の強さを手に入れた経緯
- もはや神と呼ばれてもおかしくないスキルの数と能力
※【注】転スラのネタバレを含んでいます
目次の後から記事の本文が始まります。
転スラのリムルの強さやアルティメットスキルがヤバい!
転スラにおいて重要なのはやはり主人公のリムル=テンペストです。
人間からスライムへと転生した彼がどうして転スラの世界で最強と言える程の力を手に入れたのかをまとめていきます。
リムルに名付けをしてのは暴風竜ヴェルドラ
リムル=テンペストが転生したのは生き物を確認する事が出来ない洞窟の中です。
そのため、ヒポクテ草(回復役の元)や魔鉱石(魔具の素材)を集めるという地味な作業をしていました。
そんな洞窟の最深部で出会ったのが【暴風竜・ヴェルドラ】です。
300年の間誰とも会っていなかったヴェルドラは、突然の来訪者であるリムル=テンペストと友人になります。
そしてその証として【リムル】という名付けを行い、リムル=テンペストもまたヴェルドラに対して【テンペスト】という名付けを行う事で、2人は更に強い絆を作り上げました。
リムルは相手のスキルを捕食(=コピー)できる
転スラの世界では異世界人は共通して【ユニークスキル】を取得するという特性があります。
それは異世界からの転生者であるリムル=テンペストも例外ではありません。
生まれ持ったスキルの中でも最終まで変わる事なく使続けることになるのがユニークスキル・捕食者です。
対象を捕食する事で所有しているスキルや魔法をコピーする事が可能となっています。
しかし、【意識がある者】は解析の成功確率が大幅に下がってしまう為、胃袋に収納したヴェルドラのように生きている存在のスキルを無尽蔵に使用する事はできないようです。
リムルのスキルの数がヤバい
リムル=テンペストは転生した時点で所有していたスキルは2つしかありませんでした。
- ユニークスキル【捕食者(クラウモノ)】
- ユニークスキル【大賢者(エイチアルモノ)】
この2つに加えて複数の属性耐性が付与されただけです。
他の異世界人達のステータスなどと比べてもこの数は平均的なものになります。
しかし、リムル=テンペストはスキルをコピーできる捕食者を使用して、信じられない程のスキル数を保有する事になります。
そして最終的には下記のスキルで安定する事になりました。
- アルティメットスキル【虚空之神(アザトース)】
- アルティメットスキル【豊穣之王(ジュブ・ニグラト)】
- アルティメットスキル【神智核(マナス)・シエル】
すっきりとしたように見えますが、これも複数のスキルを配合する事で完成したものとなります。
本来ならばあり得ない方法でのアルティメットスキルを取得のため、この形にするまでに数えきれないスキルと取得していたのが分かります。
大賢者・ラファエル・シエルがチート
リムル=テンペストが最後まで相棒と呼んで慕うのがユニークスキル【大賢者】です。
主に表立って使われているのは解析鑑定・並列演算になりますが、それ以外にも以下の能力を保有しているスキルになります。
- 思考加速
- 詠唱破棄
- 森羅万象
これだけでも何も分からずに異世界に来た人物達の中ではチート級のスキルです。
しかし、大賢者はマスターであるリムル=テンペストの進化と共に成長していきます。
本来ならば感情や意思を持たないスキルなのですが、生きているものに接する主のために強くなりたいとスキル自身に思わせてしまいました。
この事が最終的には神智核(マナス)と呼ばれる意志を持つ存在へと変化します。
そして大賢者・智慧之王(ラファエル)・シエルの共通する能力が【演算処理】と【能力改変】になります。
特に神智核(マナス)・シエルにまで成長すると主であるリムル=テンペストのプラスになると判断するとどれだけランクの高いスキルであっても容赦なく統合しますが、それこそが最強のスライムを作り上げた原因とも言えます。
リムルの状態異常の無効化や耐性が鉄壁
リムル=テンペストは様々な状態異常の耐性を持っています。
そもそも転生した時点でこれだけの耐性を獲得していました。
- 熱変動耐性ex
- 刺突耐性
- 物理攻撃耐性
- 痛覚無効
- 電流耐性
- 麻痺耐性
これだけでも同族のスライムどころか下手な魔物よりも強い状態異常の耐性があると言えます。
しかし、リムル=テンペストの怖い部分は捕食者によってこれらの耐性も獲得する事ができるという事です。
今までは無効が1つで残りは耐性があるだけでダメージは発生していました。
ですが物語が進み、進化していくにつれて最終的な状態異常への耐性&無効は以下の状態となります。
- 物理攻撃無効
- 自然影響無効
- 状態異常無効
- 精神攻撃無効
- 聖魔攻撃耐性
もはや状態異常どころかどうやって倒せばいいのかを考える方が難しくなってしまう状態です。
何をしても倒す事ができない存在へと進化してしまったといえます。
リムルがファルムス王国軍2万人を単独で殲滅
これだけのスキルや耐性を取得しているリムル=テンペスト。
しかし、これだけの力を手に入れたのは魔王に進化してからになります。
ではどうして魔王に進化したのかという話になれば、ファルムス王国の侵略により仲間を殺されてしまった事が原因です。
この時にはファルムス王国が進軍させていた2万の兵を【神之怒(メギド)】と【スキル・心無者(ムジヒナルモノ)】によってたった1人で倒してしまうという脅威を見せます。
リムルの「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」
死んだ仲間を生き返らせる為に魔王になったリムル=テンペスト。
無事に進化する事に成功して行われたのが【反魂の秘術】と【死者蘇生の秘術】です。
冒険者・エレンの故郷である魔導王朝サリオンに伝わる御伽噺を聞いた事で、失意の底にいたリムル=テンペストに希望の光が灯ります。
進化する前であれば成功率3.14%でしたが、魔王に進化した事で増幅した魔素量と進化したアルティメットスキル・智慧之王(ラファエル)によって無事死んだ仲間を生き返らせました。
リムルのアルティメットスキル「暴食之王(ベルゼビュート)」がチート
リムル=テンペストは、魔王に進化した際に2つのアルティメットスキルを取得しました。
1つは大賢者から進化した智慧之王(ラファエル)。
そしてもう1つがこの智慧之王(ラファエル)によって進化を促された【暴食之王(ベルゼビュート)】です。
効果としては完全なる暴食者(グラトニー)の上位互換となっており、敵の【魂】すらも食らい尽くす事が出来るようになりました。
これにより、上位の魔物が使用する星幽体(アストラル・ボディー)への完全なる対策が可能となり、転生能力を持っている魔物への耐性もついてしまった事になります。
リムルはアルティメットスキルを複数持っている
リムル=テンペストは転スラ世界でも数少ない複数のアルティメットスキルを取得している人物になります。
元々アルティメットスキルを取得する事自体が魔王・聖人・勇者と呼ばれる限定された存在しか持ちえないものです。
リムル=テンペストはこのスキルを魔王になった時点で2つ所有していました。
そして成長するに辺り最高7つを持っていましたが、最終的には2つというすっきりとしたスタイルへと収まります。
転スラのリムルのアルティメットスキルの強さや権能を解説!性能がチート過ぎる!
チートすぎる数のアルティメットスキルを取得していますが、ここではそのスキルの権能を解説していきます。
1つ1つが強大な力にも関わらず、それを全て所有していると考えるとやはりリムル=テンペストは転スラ世界でも最強なのだと痛感させられます。
智慧之王(ラファエル)
リムル=テンペストが先生と呼ぶ程に信頼しているのが智慧之王(ラファエル)です。
元々大賢者からの進化という事もあり、使い勝手自体はそこまで変更はありません。
しかし、リムル=テンペストのためならば主の意思を無視してスキルを改変する部分が備わりました。
そのため、スキル改変なども事後報告になってリムル=テンペストが困惑するシーンも多々あります。
暴食之王(ベルゼビュート)
暴食者(グラトニー)から進化したアルティメットスキル・暴食之王(ベルゼビュート)。
今までのように捕食する能力が最上級に特化したスキルで、魂までも食らうのが最大の特徴です。
この能力はリムル=テンペストをチート級へ成長に最大の貢献をしています。
また、反魂の秘術を行う際にも仲間の魔素と魂を集めるために尽力したスキルです。
暴風之王(ヴェルドラ)
暴風竜・ヴェルドラを無限牢獄から解放された事によって取得したアルティメットスキルです。
能力としては【暴風竜・ヴェルドラを召喚】というチート級の召喚が可能になりました。
また、ヴェルドラが使っていた暴風風系の魔法も利用する事ができます。
そしてこのスキルの一番の魅力としては【リムルが生きている限りヴェルドラの復活が可能】という点です。
ヴェルドラの記憶がリムルの中に常にバックアップされている為、たとえ死亡してしまってもその時の状態で復元できるのは脅威以外の何物でもありません。
灼熱之王(ヴェルグリンド)
こちらはヴェルグリンドとの戦いにおいて取得したアルティメットスキルです。
この時のヴェルグリンドは弟・ヴェルドラがリムル=テンペストに食われてしまったと勘違いし、激昂のままに戦闘を行っていました。
それをたしなめるために胃袋に閉じ込める事でようやく冷静に話ができる状態になりました。
しかしそんな状況でも智慧之王(ラファエル)はリムル=テンペストのためにとスキルを獲得します。
この能力は基本的には暴風之王(ヴェルドラ)と同じなのだが、ヴェルドラと違ってそこまで心を許している存在ではない為に竜種核化は難しいとされています。
また、このスキルは後にアルティメットスキル・虚空之神(アザトース)になるための素材となった事により本来の力にお目にかかれませんでした。
誓約之王(ウリエル)
ヴェルドラを封印していた【無限牢獄】をベースに取得したのがこのスキルです。
また、このスキルには臣下達が献上したスキルが全て統合されています。
リムル=テンペストが所有するスキルの中でも【仲間達が作り上げてくれたスキル】として思い入れが強いものとなります。
そしてこのスキルの強いところは元々勇者が使用するアルティメットスキル・無限牢獄の能力がそのまま反映されているという事です。
その他にも万能結界や空間支配などの戦闘ではなく守りや移動に特化した効果もチート級の仕上がりとなっています。
虚空之神(アザトース)
リムル=テンペストが所有する最強のアルティメットスキルの1つになります。
4つのアルティメットスキルを配合する事で生み出されたこの虚空之神(アザトース)は、その名の通り所持者を神と認識してもおかしくないレベルの力です。
統合したのは以下のアルティメットスキルになります。
- 暴風之王(ヴェルドラ)
- 灼熱之王(ヴェルグリンド)
- 智慧之王(ラファエル)
- 暴食之王(ベルゼビュート)
どれも1つあれば魔王級に等しい力を持てるスキルですが、そのスキルの良い部分だけが集まってできたスキルが虚空之神(アザトース)です。
また、神智核(マナス)・シエルの安定の魔改造により性能に関しても本来よりも大幅に高いステータススキルとなっています。
この魔改造のおかげも相まって、リムル=テンペストは最終的に次元を超えて現世と転スラ世界を渡る事を可能にし、現世で死んでしまった自分自身を蘇生させるという出鱈目な事をしてのけました。
豊穣之王(シュブ・ニグラト)
リムル=テンペストが所有するもう1つの最強のアルティメットスキルです。
このアルティメットスキルは、虚空之神(アザトース)に使用されたアルティメットスキル以外の全てのスキルが配合されて作られました。
そのため、捕食者のような捕食系の能力から解析・複製・譲渡まで行える完璧な補助スキルといえます。
また自分の中に取り込んだ能力だとたとえ統合や譲渡で消失したとしても魂に情報としてバックアップしている為に再現可能となっています。
スキルを譲渡して全く同じものを作り上げる事ができると考えるとこれもまた神が使用するスキルと言っても過言ではない程のチート級です。
「転スラのリムルのスキルや強さを解説!究極能力(アルティメットスキル)がヤバすぎる!」まとめ
今回はリムル=テンペストのヤバすぎるスキルや強さを解説していきました。
転生スタートの時点からチート級のスキルを持っていたリムル=テンペストですが、進化を重ねていく毎にその強さも進化を見せました。
また、スキルの進化だけでなく魔法や物理攻撃の成長も合わせる事で実質共にチートキャラが完成です。
しかしその心の中にある【多種族との共存】はけして忘れる事なく、優しい心を持ち続けている点が転スラを面白いと思わせる魅力なのかもしれません。
コメント